約20億年前も昔のことで、地球に衝突した巨大隕石が地殻を破ったことで誕生したと言われています。 紀元前1200年代の古代エジプトでは、既にプラチナが装飾品として使用されていました。「テーベの小箱」は、女性神官の墓から出土した小箱で、現存する最古のプラチナ製品としてパリのルーブル美術館に展示されています。学術用語としては「白金」が正しい呼び名ですが、現在ではプラチナと呼ばれており、その誕生は想像を超えるほど長いものでした。
17世紀に入るとヨーロッパにプラチナが持ち込まれ、錬金術が発達します。その際、鉛とプラチナを混ぜると金のような輝きを放ったため、錬金術師たちの間では一気に需要が高まりました。 しかし、そのままでも美しい輝きは多くの貴族たちを魅了し、「王にのみふさわしい貴金属である」とルイ16世やカルロス3世も大絶賛したのです。その後、19世紀に入ると、プラチナの精錬・加工技術が開発されて、工業用品としても需要が拡大されます。 また、ロシアのウラル地方ではプラチナ鉱山、南アフリカではプラチナ鉱床が発見されたことにより、産業界への活用度が一気に高まって大きな発展を遂げました。
現在に至っても、プラチナの供給量はロシアと南アフリカの2国がほぼ9割以上占めています。
ブライダルリングとしてはもちろん、医療・バイオ・化学・電化製品など幅広く利用されており、最先端技術に欠かせない素材として注目を高めています。
世界中、多くの方に愛されているプラチナだからこそ、今後もその価値は高まり続けるでしょう。
プラチナは金と同様、純度の高さに応じて質・価値が変わります。
● プラチナ純度(品位)
プラチナ純度 99.9% | = | Pt1000 |
プラチナ純度 95% | = | Pt950 |
プラチナ純度 90% | = | Pt900 |
プラチナ純度 85% | = | Pt850 |
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