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【プロの査定士が解説】シャネルの査定基準!シリアルシール・ICチップ・ギャランティカードの見方とマトラッセの買取相場

「何年も前に買ったシャネルのバッグ、今売るといくらになるんだろう?」

「ギャランティカードを失くしてしまったけれど、買い取ってもらえる?」

シャネルは、ルイ・ヴィトンやエルメスと並んで中古市場で非常に人気の高いブランドです。なかでも定番の「マトラッセ」は、購入から何年たっても高い価格で取引されることが珍しくありません。

一方で、シャネルの査定は製造年代、素材、付属品の有無などによって金額が大きく変わります。同じマトラッセでも、査定の基準を知っているかどうかで手放すときの満足度が変わってきます。

この記事では、名古屋の老舗質屋・買取店である堀田商事の査定士が、シャネルのバッグを査定するときに実際に見ているポイントを、シリアルシールやICチップの見方とあわせて詳しく解説します。

1. シャネルのバッグが高く売れる理由

シャネルのバッグが中古市場で高く評価される理由は、大きく2つあります。

① 定価の値上げが繰り返されている

シャネルは、ここ数年で何度も定価の改定(値上げ)を行ってきました。定番のマトラッセは、数年前と比べて定価が2倍以上になっているモデルもあります。

新品の価格が上がると、「中古でもよいから手に入れたい」という需要が高まり、中古相場も上がりやすくなります。以前に購入したバッグが、購入時に近い金額、あるいはそれ以上で売れることがあるのはこのためです。

② デザインが変わらない「定番」が多い

キルティングのステッチ、ココマーク、チェーンストラップといったシャネルを象徴するデザインは、何十年も大きく変わっていません。流行に左右されにくいため、古いモデルでも需要が落ちにくいのが特徴です。

特に1980〜90年代に作られた「ヴィンテージシャネル」は、現行品にはない風合いが評価され、国内外で根強い人気があります。

2. 査定基準①:シリアルシール・ICチップで「製造年代」を確認

シリアルシールの位置と見方

シャネルのバッグには、内側のポケットや内張りの縫い目付近に「シリアルシール」と呼ばれる小さなシールが貼られています。シールには7桁または8桁の番号が印字されており、この番号からおおよその製造年代を知ることができます。

シリアルシールは、製造年代を確認するだけでなく、正規品かどうかを判断する手がかりの一つにもなります。査定ではまず、このシールの有無と状態を確認します。

シリアル番号と製造年代の目安

シリアル番号は、桁数と頭の数字でおおよその製造年代が分かります。

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シリアル番号製造年代の目安
7桁・頭が0〜51986年〜1990年代後半
7桁・頭が6〜92000年〜2005年頃
8桁・頭が10〜192005年〜2014年頃
8桁・頭が20〜322015年〜2021年頃
ICチップ(シールなし)2021年頃〜

※年代は目安です。製造時期とシリアル番号の対応は前後することがあります。

2021年頃からは「ICチップ」に変更

2021年頃から、シャネルのバッグはシリアルシールの代わりにICチップを内蔵する形式に変わりました。あわせて、それまで付属していたギャランティカードも発行されなくなっています。

ICチップは外から見えないため、「シールがないから偽物では?」と心配される方もいらっしゃいますが、年代によってはシールがないのが正しい状態です。堀田商事では、年代ごとの仕様の違いを踏まえて査定いたします。

ギャランティカードとシリアル番号の一致

2021年頃より前のバッグには、シリアル番号が記載されたギャランティカードが付属しています。査定では、カードの番号とバッグ本体のシリアルシールの番号が一致しているかを確認します。

番号が一致したカードがそろっていると、査定額にプラスに働きます。

3. 査定基準②:素材(レザー)による評価の違い

キャビアスキン(型押し牛革)とラムスキン(羊革)の質感の違い

シャネルのバッグは、同じモデルでも使われている素材によって評価が変わります。

キャビアスキン

牛革に型押し加工を施した、粒状の表面が特徴の素材です。傷や型崩れに強く、使用感が出にくいため、中古市場で状態の良いものが多く、査定額が安定しやすい素材です。普段使いしやすいことから、中古で購入する方にも人気があります。

ラムスキン

子羊の革を使った、しっとりと柔らかい質感の素材です。シャネルらしい上品な光沢があり、人気の高い素材ですが、擦れや角のスレ、型崩れが出やすいため、状態によって査定額の差が大きくなります。

大切に保管されてきたラムスキンのバッグは、高い評価につながります。

パテントレザー・ツイード・キャンバスなど

エナメル加工のパテントレザーは、色移りや変色、表面のベタつきが出ていないかを確認します。ツイードやキャンバス素材は、毛羽立ちや汚れ、ほつれの有無が査定のポイントになります。

4. 査定基準③:人気モデルと金具

マトラッセ(クラシックフラップバッグ)

キルティングのステッチとココマークの留め具が特徴の、シャネルを代表するバッグです。サイズは小さい順に「マトラッセ20」「23」「25」「30」などがあり、ブラックのマトラッセは特に需要が高く、高価買取が期待できます。

フラップが二重になっている「ダブルフラップ」かどうか、チェーンの長さなども査定のポイントです。

ボーイシャネル・チェーンウォレットなど

2011年に登場した「ボーイシャネル」や、財布としてもバッグとしても使える「チェーンウォレット」も人気の高いモデルです。そのほか、トートバッグの「ドーヴィル」や、トレンドを取り入れた季節限定モデルも需要があります。

金具の色とヴィンテージの24K金メッキ

金具には主にゴールドとシルバーがあり、モデルや年代によって人気が分かれます。また、ヴィンテージシャネルの一部には24金メッキの金具が使われており、深みのある色合いがヴィンテージ好きの方から高く評価されています。

堀田商事でのシャネル買取実績

実際に堀田商事でお買取りしたシャネルのバッグの一例です。

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お品物買取金額買取日
シャネル マトラッセ23 ラムスキン 黒 ショルダーバッグ600,000円2026年9月
シャネル ショルダーバッグ 黒 ラムスキン フリンジ80,000円2026年9月

※上記は買取当時の実績であり、実際の買取価格を保証するものではありません。お品物の状態、付属品の有無、製造年代、相場の変動などにより買取価格は変わります。

5. 査定士がチェックする「状態」と「付属品」

状態のチェックポイント

シャネルのバッグを査定するとき、査定士は主に次の部分を確認しています。

  • 角スレ:底の四隅は最も擦れやすく、状態の差が出やすい部分です
  • 型崩れ:ラムスキンは特に、保管の仕方によって形が崩れやすくなります
  • チェーンと金具:メッキの剥がれや変色、ココマークの傷
  • 内側の状態:ベタつき、ペンの跡、ニオイ(タバコ・香水・カビなど)
  • ステッチ:糸のほつれや、キルティングのたるみ

多少の使用感があっても買取は可能です。査定士は一つの傷だけで判断するのではなく、全体の状態とモデルの人気をあわせて評価します。

査定額を上げる付属品

次の付属品がそろっていると、査定額がアップしやすくなります。

  • ギャランティカード(2021年頃より前のモデル)
  • 保存袋
  • 外箱
  • 購入時のレシート
  • カメリアのチャームなどの付属品

「箱は捨ててしまった」という場合でも、買取は問題なく可能です。残っている付属品があれば、すべて一緒にお持ちください。

6. シャネルを高く売るための4つのコツ

① 自分で手入れしすぎない

汚れを落とそうと市販のクリーナーを使うと、革の色が抜けたり、表面の加工が傷んだりすることがあります。軽くほこりを払う程度にして、そのままの状態でお持ちいただくのが一番です。

② 付属品をそろえる

ギャランティカードや保存袋、箱など、残っている付属品をすべて探してみましょう。特にギャランティカードは、バッグの内ポケットや購入時の箱の中に入ったままになっていることがよくあります。

③ 使わないと決めたら早めに売る

革製品は、使わずに保管しているだけでも少しずつ劣化が進みます。湿気によるカビや、ラムスキンの型崩れが出る前に売ることで、高い評価を受けやすくなります。

④ ヴィンテージでもあきらめない

「30年以上前のバッグだから値段がつかないだろう」と思われる方もいらっしゃいますが、ヴィンテージシャネルには根強い需要があります。角スレや使用感があっても、まずは一度査定にお持ちください。

シャネル以外のブランドの査定基準については、こちらのコラムでもご紹介しています。

7. 名古屋でシャネルを売るなら堀田商事へ

堀田商事は、名古屋で明治末期に創業した老舗の質屋・買取店です。シャネルをはじめとするブランドバッグの買取では、次の点を大切にしています。

① お客様の目の前で査定し、理由をご説明

お品物を奥に持っていくことはせず、お客様の目の前で査定いたします。どこが評価につながり、どこが減額の理由になったのかも分かりやすくご説明します。

② ATF(全国質屋ブランド品協会)認定店

堀田商事は「ニセモノは許さない」を理念とするATF(全国質屋ブランド品協会)の認定店です。確かな真贋の知識をもとに、正規品の価値を正しく評価いたします。

③ 買取と質預かりの両方をご提案

「思い出のあるバッグだから、手放すかどうか迷っている」という場合は、売らずにお金を用意できる質預かりという方法もあります。

8. シャネルの買取に関するよくある質問(FAQ)

はい、買取可能です。ギャランティカードがない場合でも、査定士がシリアルシールや作りの特徴から確認いたします。カードがそろっている場合と比べると査定額が下がることがありますが、まずはお気軽にお持ちください。

お品物の状態によりますが、査定は可能です。シールが剥がれている場合は、作りや素材、金具など全体を確認したうえで判断いたします。剥がれたシールが残っていれば、一緒にお持ちください。

はい、使用感のあるバッグでも買取できるケースが多くあります。シャネルは中古市場での需要が高く、修理をして再販するルートもあるため、状態が良くないお品物でも価値が残っています。

はい、可能です。堀田商事は老舗の質屋のため、売らずに品物を担保にしてご融資を受けられる「質預かり」もご利用いただけます。買取と質預かりの両方の金額をご提示できますので、比べてからお決めください。

9. まとめ

シャネルのバッグの査定では、主に次のポイントが評価されます。

  • シリアルシールやICチップで分かる製造年代
  • キャビアスキン、ラムスキンなどの素材と状態
  • マトラッセなどの人気モデルや金具の種類
  • ギャランティカード、保存袋、箱などの付属品

定価の値上げが続くシャネルは、以前に購入したバッグでも思いがけない価格がつくことがあります。使わなくなったバッグがあれば、一度価値を確かめてみてはいかがでしょうか。

堀田商事では、瑞穂区の本店と栄地下店(サカエチカ)で、経験豊富な査定士がお客様の目の前で丁寧に査定いたします。写真を送るだけのLINE査定もご利用いただけます。

\ 名古屋で選べる2店舗 /

この記事の監修者
阪野純子
株式会社 堀田商事
阪野 純子 統括主任
遺品整理士 遺品査定士 宅地建物取引士
監修者メッセージ

大切な思い出が詰まったお品物だからこそ、心に寄り添った誠実な価値の選定を大切にしています。どんな小さなお困りごともお気軽にご相談ください。

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